2019年3月から通常運行を開始したMRT(ジャカルタ都市高速鉄道)。
インドネシア初の地下鉄です!
まだ利用できる駅は少ないですが、ジャカルタの深刻な交通渋滞、環境汚染の改善が期待されています。
バスなど他の公共交通機関よりは利用しやすいと感じました!
MRTの路線図
現在2021/8はLebak Bulus駅からBundaran HI駅の間が利用できます!
まだ、運行範囲が短いですね。
Lebak Bulus駅からASEAN駅までが地上の駅、Senayan駅からは地下の駅になります。
トランスジャカルタ、KAI(インドネシア鉄道)、MRTが載っている路線図はこちらです。
赤で囲ったところがMRTの路線図です。
現在 Bundaran HI駅より北側の駅は工事中でありKota駅、Kp. Banda駅まで延長される予定です。
こちらの路線は南北線(下図青色)と呼ばれており、 Kp. Banda駅までの追加の路線は2024年開業予定です!
未開業の緑色の東西線は2030年開業予定です!
乗車にはICカードが必要
乗車にはMRT対応のICカードが必要です。切符はありません。
その他2020年4月よりスマホ決済が可能となり、スマホのQRコードでも入れるようになりました。
しかしスマホ決済をするにはインドネシアの携帯番号、クレジットカードが必要のようで、私はスマホ決済利用を断念してしまいました・・・
ICカードは自動券売機等で買うことができます!
MRTの駅で買えるICカードは「Single Trip Tickets」と「Multi Trip Tickets」の2種類があります。
観光時に利用する場合は 「Single Trip Tickets」 がおすすめです!
「Single Trip Tickets」 は最終利用日から7日経過してしまうと利用できなくなってしまいますが、カードの料金が安く払い戻し可能です!
自動券売機では 「Multi Trip Tickets」 しか買えないようで、その時は 「Single Trip Tickets」 の存在を知らなく、私は 「Multi Trip Tickets」 を購入しました。
「Single Trip Tickets」 はスタッフに購入希望を伝えれば買えるようです。
こちらがMRTの駅にある自動券売機です。
メニューの「Multi Trip Tickets」 を選択するとICカードを購入できます。
「Multi Trip Tickets」はIDR35,000(約270円)から購入できます。カード料金IDR25,000、チャージ料金IDR10,000です。
「Multi Trip Tickets」は払い戻し不可なので要注意です!
銀行でもMRT対応のICカードを購入することができます!
MRTの運賃
MRTの初乗り運賃はIDR3,000(約23円)です!
Lebak Bulus駅とFatmawati駅からの 初乗り運賃はIDR4,000 です。
安いですね!
初乗り料金から1駅ごとに IDR1,000~0,000加算されます。
MRTの乗り方
まずはMRTの駅へ向かいましょう!
入口では荷物検査が行われます。
どのMRTの駅でも行われているようです。
荷物検査が終わり進むとすぐ改札です。
ICカードを自動改札機の下写真赤丸部にかざしましょう。
QRコードで入場する場合は上写真内の黄色丸部にかざします。
入場したらホームに向かいましょう!
上りか下りしかないので迷うことはなさそうですね(笑)
約10分毎に電車が来ます。
7時から9時、17時から19時には女性専用車両があるので要注意ですね。
乗り口の床を確認しましょう!
インドネシアは電車を降りる人が先というルールはないようです(笑)
MRT車内の様子
MRTは新しく、MRT車内はとてもきれいです!
座席はプラスチックです。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため一席ずつ空ける必要があります。
立ち位置も印されています(笑)
車両によっては自転車を持ち込んでもよいようです。
車内では警備員が巡回しています。
こんなに運賃が安いのに人件費かけて採算がとれるか心配になりますね(笑)
でもいてくれたほうが安心できて利用しやすいですね。
日本の電車の利用の仕方と大きな違いがなく利用しやすいので、ジャカルタに来た際はぜひMRT乗車を検討してみてくださいね。
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